異業種交流会に参加した。
異業種交流会とは、様々な業界で働く人々が集まり、情報交換や人脈形成を行うビジネス交流会である。常日頃出会うことのない他業種の方々とコミュニケーションを図れる絶好の機会であり、自治体が主催して各所で定期的に開催されている。
クオーク株式会社では、ちょうど「eラーニング研修事業立ち上げ支援パッケージ」をプレスリリースしたところだ。この交流会に参加することで、いろいろな会社の方に、このサービスをご紹介できるのではないだろうか。
人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」対応!クオーク、eラーニング研修事業立ち上げ支援パッケージを提供開始
異業種、とひとことで言っても、実際どんな業種の方々が参加するのだろう。私は初めての出席なので、まるで見当がつかない。サイトの説明によると定員は50社で、企業だけでなく個人事業主の方も対象となっている。果たしてどんな出会いがあるものやら、ちょっとわくわくする。できたばかりの「eラーニング研修事業立ち上げ支援パッケージ」のパンフレットを持参し、できるだけ多くの人と交流してこようと意気込む。
だがそのためには、簡潔でわかりやすい説明ができなくてはいけない。パンフレットを見せながらどんな風に話せばいいだろう。プレゼンのリハーサルとして、自社サービスの内容を実際に話し、PC画面に録画してみた。
客観的に見ると、改善ポイントが分かる。自分の語りはどうも冗長でわかりづらい。枝葉の部分を削って、顧客にとってのメリットを中心に短く話すべきだ。その上で、質問があればその都度丁寧に説明しよう。そう方針を決めたらすっきりした。
他の人への説明を想定することで、紹介したいサービスの要点が再確認できた。これは、異業種交流会に参加することの、思わぬ副産物だ。
猛暑の中、交流会は公共施設の多目的ホールで、予定通り開かれた。
室内には5~6人がけのテーブルが10台ほど並んでいて、席が指定されている。名札の場所に座り、隣の方にご挨拶。配布資料によると、本当に様々な業種の方々が集まっている。
司法書士事務所、マーケティング会社、Webサイト制作会社、人材紹介、動画制作、システム開発、不動産賃貸業などなど。参加者は老若男女で、ビジネスカジュアルスタイルが多く、明るい雰囲気だ。
クオーク株式会社は、インターネットサービス業として記載されている。
これだけでは具体的な業務内容は伝わらないが、人材育成に関するコンサルティングをはじめ、eラーニングの導入支援、コンテンツ制作、LMS(Learning Management System:学習管理システム)の開発と提供、さらには業務プロセスのアウトソーシングまで、幅広いサービスを提供中なのだ。今日の交流会では、そのあたりのこともできるだけアピールしよう。
コーディネーターの進行で、交流会が始まった。まずは同じテーブルに座った5人で、互いに自社製品・商品・サービスの紹介をする。各自の持ち時間は10分。話す方も聞く方も真剣だ。質問も活発に飛び交う。充実した時間があっという間に過ぎていく。
Webマーケティング会社の女性社長は、PCを使ったプレゼンを行った。溌剌としていて、事業に対する熱い思いが伝わってくる。
私が最初に挨拶を交わした隣の席の男性は、偶然にも昔その女性の部下だったそうだ。「ここでばったり会うなんて驚きです」とかつての上司と部下は顔を見合わせて笑っていた。その女性社長は企業に勤めて経験を積み、2年前に独立・起業したとのこと。新会社の強みは「まだ一人社長なので、お客様への対応が速く、寄り添ったサービスがお届けできる」ことだという。部下だった男性社員は引き続き企業に籍を置き、互いに長所を活かしながらしのぎを削っていくのだろう。
いよいよ自分の番が来た。eラーニングは、みなさんご存知だったが、助成金を活用した新規ビジネスは初めて聞いたという方もいた。興味深く耳を傾けてもらえて有難く、無事終了。
それから何度か席替えをして同じ説明をし、その後は自由に動きながら多くの方と情報交換をした。コーディネーターの方が常に目を配り、交流をサポートしてくれていた。
その自由交流の間に、経営コンサルタントの方から声をかけて頂いた。対面でのビジネスマン研修をしているが、eラーニング事業やオンライン講座販売に興味があるとのこと。
参考記事:【令和7年度/2025年度最新版】人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コースに対応したeラーニング研修ビジネスの立ち上げ方 | Qualif eラーニングラボ
eラーニングやそれに伴う各種サービスについて、クオーク株式会社は20年以上のeラーニング導入支援経験があり多くのノウハウを持っている。サービス立ち上げに必要なことや、ビジネスモデル、事例などをご紹介すると、とても関心を持っていただけたようで、社内で検討してみますと嬉しいお返事をいただいた。下記のオンデマンドウェビナーのご案内をして別れたが、新しいビジネスのご縁につながりそうな予感がする。
参考記事:オンライン講座の売り方3タイプ徹底比較:マーケットプレイス/WordPress/専用LMS | Qualif eラーニングラボ
【オンデマンドウェビナーのご案内】
助成金に対応したeラーニング講座の作り方や、事業化に必要な実践ノウハウを約30分でコンパクトにご紹介しています。
▼下記のお申し込みページからオンデマンドでご視聴いただけます。

こうして、初めての異業種交流会は終わった。
半日の交流会だったが、各社のビジネスに対する積極的な姿勢や、社会貢献への思いなど、多くの熱い気持ちに触れ、刺激を受けた一日だった。
ここでの一期一会が、この先大きなビジネスチャンスにつながるかもしれない。楽しみに思いながら会場を後にした。
クオーク株式会社では、LMS「Qualif(クオリフ)」の提供だけにとどまらず、教材設計のアドバイスからコンテンツ制作、LMS(Learning Management System:学習管理システム )運用のご支援までをトータルでサポートしています。単なるシステム屋ではなく、貴社の事業の成功のためのパートナーとして、eラーニングビジネスを成功させるための様々なノウハウをご提供しています。
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参考記事:
「eラーニングビジネスを始める際に必要なものとは?」~LMSとコンテンツの重要性とは? 自社でLMSを持つべきか? | Qualif eラーニングラボ
eラーニングコンテンツの販売に使えるLMSやシステムとその用途 | Qualif eラーニングラボ