eラーニング外販で収益を最大化するLMS活用術|研修・資格ビジネスのデジタル化実践ガイド

近年、自社の知見を「eラーニング教材」として外販し、ストック型ビジネスへと転換する企業が急増しています。LMSの活用により、講師の稼働に依存しないスケーラブルな収益モデルの構築が可能です。研修会社が自社ノウハウをオンライン講座として販売したり、資格試験団体が公式教材をeラーニング化して提供したりと、「学習コンテンツを商品として展開するシステム化」動きが加速しています。

eラーニングコンテンツは、作成した教材を「デジタル資産」として蓄積でき、社外に販売することで、企業の新たな収益源となります。講師の稼働に依存せず、時間や場所の制約なく提供できるため、従来の対面研修や集合型講座に比べて、スケーラブルかつ収益性の高いビジネスモデルを構築しやすくなります。

また、教材制作によって企業のブランド価値や知名度の向上につなげることもできるでしょう。

eラーニングコンテンツを販売するためには、コンテンツを作成して、販売機能を備えたLMSに載せて配信することが必要です。本記事では、コンテンツ販売機能を備えたLMSの特徴と選び方、販売方法について解説します。

これからeラーニング事業を立ち上げたい方、既存サービスをオンライン化して収益を拡大したい方にとって、戦略設計のヒントとなる内容です。

この記事でわかること

  • eラーニングを社外向けに提供する事例と方法
  • eラーニングを社外に提供するには外販用に設計されたLMSを活用すると良い
  • 社外向けeラーニングを載せるLMSの選び方

なお、LMSそのものの基本的な仕組みや活用方法については、以下の記事で詳しく解説しています。先にお読みいただくと、本記事の内容をより深く理解していただけます。

参考記事はこちら↓
LMSとは ~学習管理システムの基本から応用まで、機能と活用、これからを知る~ | Qualif eラーニングラボ

目次

eラーニング教材販売が増えている理由

eラーニングの定着

2020年の新型コロナの影響で、企業の人材育成はリモートでの学習が広がり、eラーニング市場は急成長しました。国内のeラーニングBtoB市場は、2021年度の971億円から2025年度には1,299億円(予測値)へと拡大しており、企業研修のデジタルシフトは一過性のブームではなく、標準的なインフラへと進化しています

 引用元:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3795

多くの企業では、eラーニングを使った社員研修が既に定着しています。加えてスマートフォンやタブレットの普及により、eラーニングはより身近なものとなり、eラーニングの販売ビジネスへの関心も高まっています。

参考記事はこちら↓
企業研修を変えるモバイルラーニング ~スマホ学習の効果・リスク・LMS選定基準~ | Qualif eラーニングラボ

高度な研修や資格講座のデジタル化

専門性の高い研修や資格取得のための講座も、急速にデジタル化が進んでいます。デジタル化により遠隔地での視聴が可能となり、多くの受講者を獲得できるようになりました。コンテンツの提供側にとっても、一度教材を作成してしまえば繰り返し活用できますし、後述のLMSを活用したeラーニング販売を実施すれば、受講者データの収集や分析が可能となり、より良質なコンテンツへと改善することができます。

LMSの進化

eラーニング販売ビジネスが伸びている背景には、LMSの進化があります。LMSはここ数年、学習効率を高めるための機能が充実してきており、進捗状況の管理やアンケートの配布と回収、テストの実施や成績管理、受講者同士のコミュニケーション等が可能になりました。LMSのこのような機能の充実が、LMSを活用したeラーニング販売ビジネスの活発化の一因になっています。

参考記事はこちら↓
LMSの選定方法(機能比較リスト付) ~機能比較で失敗しないために~ | Qualif eラーニングラボ

eラーニング販売の具体的な事例

研修会社が対面研修をオンライン講座として販売

オンライン講座とは、インターネットで受講できる講座です。オンライン講座を1つのコンテンツとして制作し、販売することで、購入者は時間や場所の制約なく、また講師の空き状況に左右されずに、自分のペースで学習することができます。例えば、これまで対面研修を実施していた研修会社は、自社の研修教材をeラーニング化し、自社で導入したLMSにそのコンテンツをアップロードして販売することで、多くの受講者を獲得することができます。

事業会社が独自ナレッジを外販

もともと自社で持っている独自のナレッジを、eラーニングコンテンツとして販売します。自社ノウハウは、企業にとって大きな資産価値を持ち、外販の価値のあるものです。LMSを導入してeラーニングとして販売することで、新たな収益が見込めます。また、自社の研修コンテンツを外販することで、新しい顧客層やマーケットにアプローチできるようになり、将来的なビジネス拡大にもつながります。

資格・検定団体が試験対策教材を配信

資格試験や検定試験を運営している団体の多くは、試験を対面で実施しています。LMSを導入することで、リモートでの試験の実施が可能になります。試験対策教材や対策セミナーを配信型のeラーニングにすることで、受験者に便利な学習環境を提供でき、コンテンツ販売による収益を得ることができるでしょう。また、LMSを活用することで、学習者の学習進捗や成績を把握できるようになり、それを用いて試験対策教材の改善やサービスの向上を図ることができます。

独自のノウハウのパッケージ販売(個人)

自分自身のノウハウや知識をコンテンツ化して販売したい個人も、LMSを導入し、パッケージ化したeラーニング販売ができます。個人事業主の活動として独自のノウハウを販売することで、収益を得るだけでなく、自身のブランディングにつながる可能性があります。

企業活用方法(一例)導入のメリット
研修会社対面研修のオンライン講座化講師の移動コストを削減し、全国・海外へ販路を拡大
事業会社独自ナレッジの外販自社の専門ノウハウを「売れるコンテンツ」として収益化
資格・検定団体試験対策教材の配信受験者に効率的な学習環境を提供し、LMS上で試験実施も可能
個人(専門家)独自ノウハウのパッケージ販売自身のブランドを確立し、24時間稼働の自動販売モデルを実現

LMSが社外向けeラーニングビジネスに選ばれている理由

受講者の学習状況を効率的に管理

eラーニングは個人のペースで学習できるメリットがある反面、学習進捗が見えにくいという課題があります。LMSには、受講者の進捗管理やテストの実施機能、認定証の発行機能があります。管理者は受講者ごとにきめ細かな教材配信とサポートができます。

参考記事はこちら↓
クラウド型LMS導入でeラーニングの受講履歴の課題はどう解決する? | Qualif eラーニングラボ

アンケートやレポート機能で受講者の声を把握

LMSの導入により、アンケートやレポート機能が利用できます。これによって受講者の要望が把握でき、教材の改善につなげることができます。

素早い教材更新

多くのLMSでは、大小問わず、教材の即時更新が可能です。新しい法令や業務手順が導入された場合も、迅速に対応できます。

eラーニング販売に最適なLMSの選び方

教材作成サポート

報を教材化するノウハウを持つ企業は多くありません。オリジナル教材を作成するサポート体制が充実しているLMSベンダーを選びましょう。サポートを受けることで質の高いコンテンツを短期間で完成させることができます。また、自社の既存教材をeラーニング化できるLMSであれば、さらに効率よく教材作成ができるでしょう。

受講者数の変動に対応

利用者数の変動に対応できる料金体系のLMSを選びましょう。数千人単位で固定されたユーザ数ごとに料金が決まるものや、一人単位で料金設定がされているものなど、LMSによって利用者数の変動による料金設定は異なります。自社の状況に応じて選びましょう。また、利用規模に制限が無いかどうかも,事前に確認が必要です。

多様な決済手段とシームレスな受講開始

外販用LMSに決済機能は欠かせません。クレジットカード決済やコンビニ決済、携帯キャリア決済との連携は必須です。オンライン上で決済が完了した瞬間に受講権限を付与できるシステムを選ぶことで、カゴ落ちを防ぎ、ユーザーの満足度を最大化できます 。

参考記事はこちら↓
「eラーニング教材を販売するためのLMSとは」~学習講座・学習コンテンツ販売・決済がポイント~ | Qualif eラーニングラボ

販売方法

  1. コンテンツ内容の整理
    自社のナレッジをどのように販売していくのか、方針を決定するために、まずコンテンツの内容を整理・確認します。同時に競合他社やターゲットにするユーザの情報収集・分析も行いましょう。
  2. 教材作成
    社外向けeラーニングコンテンツの内容を決めたら、教材を作成します。内容だけでなく、見やすさや操作性にも気を配ることが必要です。人材育成の知見が豊富なLMSベンダーに相談することで、スムーズに進めていくことができるでしょう。

    参考記事はこちら↓
    ChatGPTの「学習モード」がもたらす個別最適化されたeラーニング体験と学習コンテンツ作成 | Qualif eラーニングラボ
    「eラーニングコンテンツ内製化」徹底解説シリーズ ①/5 ~社内ですぐに始められる失敗しない段取りとは?~ | Qualif eラーニングラボ
  3. LMSでパッケージ化
    作成したeラーニング教材をLMSでパッケージ化します。LMSにeラーニングを載せることで、受講者情報や教材管理、進捗状況の把握ができるようになり、社外向け販売の促進につながります。

Q&A(よくあるお問合せ)

Q1 LMSは他の動画配信サイトと何が違うのですか?

A LMSは学習管理ができます。YouTubeやVimeoでは学習コンテンツを視聴することはできますが、学習進捗の把握や理解度をチェックする機能はついていません。Udemyは受講状況の確認機能はついていますが、Udemyでeラーニングコースを販売する場合、多数の教材の中に埋もれてしまう可能性があります。LMSを活用したeラーニング販売であれば、自社専用ショップを開設することができ、自社教材のみの販売ができます。

参考記事はこちら↓
eラーニングコンテンツの販売に使えるLMSやシステムとその用途 | Qualif eラーニングラボ

Q2 LMSは複数の組織を登録することができますか?

A できます。LMSで受講者ごとの受講履歴や進捗を管理する場合、企業単位、部署単位、個人単位など、さまざまな組織単位に対応することが必要です。Qualif(クオリフ)であれば、このような組織管理についても対応が可能です。組織単位の情報を一元管理することにより、データの収集・分析がやりやすくなります。

Q3 eラーニング教材の販売に当たって、プラットフォームのデザインをカスタマイズすることはできますか?

A できます。Qualif(クオリフ)であれば、自社のブランドイメージに合わせて、プラットフォームのデザインが変更できます。デザインをカスタマイズできれば、他者との差別化を図ることができ、ブランド価値を高めることができます。操作画面が分かりやすく、直感的に使いやすいかどうかにも留意しながら、自社独自のデザインを工夫していきましょう。

まとめ

eラーニングは社内研修に使われてきましたが、近年ではeラーニング教材を社外に提供・販売するビジネスが注目されています。eラーニングの外販は、単なる「動画販売」ではなく、企業のブランドをデジタル資産化する戦略的投資の意味合いもあります。質の高い教材作成と、販売・管理に特化したLMS「Qualif(クオリフ)」の活用で新規ビジネスを立ち上げとブランディングを実現できます。

これから、LMSを導入してeラーニング教材の社外提供を始めようと考えている方は、ぜひQualif(クオリフ)のご利用をご検討ください。Qualifは教材外販のためのシステム(LMS)です。

▼Qualif(クオリフ)の詳細はこちら:

Qualif(クオリフ)は、「オンライン学習+講座販売」に
必要なeラーニングのすべてが揃うLMSです

Qualif(クオリフ) | オンライン学習講座販売プラットフォーム

クオーク株式会社のeラーニング講座販売用LMS「Qualif(クオリフ) | オンライン学習講座販売プラットフォームは、eラーニング講座販売に必要な機能を備えた法人向けクラウド型LMSです。

Qualifは、顧客獲得から売上管理、受講者サポートまでを一元管理する仕組みを提供します。また、Qualifを活用することで、自社のeラーニング講座だけを販売するショップを簡単に開設することができます。ショップのデザインのカスタマイズもスムーズにできるので、自社のブランドイメージを高める戦略に最適です。

参考記事はこちら!
「eラーニング教材を販売するためのLMSとは」~学習講座・学習コンテンツ販売・決済がポイント~ | Qualif eラーニングラボ

クオーク株式会社ではLMS「Qualif(クオリフ) | オンライン学習講座販売プラットフォーム」の提供だけにとどまらず、教材設計のアドバイスからコンテンツ制作、LMS(Learning Management System:学習管理システム )運用のご支援までをトータルでサポートしています。単なるシステム屋ではなく、貴社の事業の成功のためのパートナーとして、eラーニングビジネスを成功させるための様々なノウハウをご提供しています。

「自社に助成金が適用できるか相談したい」
「社員のDXやAIに関するスキルを向上させたい」
「eラーニングを活用した新規サービスの立ち上げをしたい」
などのニーズをお持ちの方は、以下よりぜひお問合せください。

無料相談・資料ダウンロードはこちら】
   
お問い合わせフォーム – Qualif(クオリフ)

【オンデマンドウェビナーのご案内】
助成金に対応したeラーニング講座の作り方や、事業化に必要な実践ノウハウ を約30分でコンパクトにご紹介しています。

▼下記のお申し込みページからオンデマンドでご視聴いただけます。

Qualif(クオリフ) | オンライン...
【無料ウェビナー視聴申込】 - Qualif(クオリフ) | オンライン学習講座販売プラットフォーム 【無料オンデマンドウェビナー配信中】人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コースに対応したeラーニング

Qualif メールマガジン登録フォーム

eラーニング

この記事を書いた人

eラーニング関連ニュースなどを中心に、皆さまのお役に立つ情報をお届けします。

目次